志ぐれ亭の眼前には四季折々の情景を見せる田園風景。会津平野を一望するその先には雄大な雄国山の上に頭を出す磐梯山。会津若松の夜景を遠くに望み、庭で見上げれば満点の星空に天の川。春は一面水鏡の情景の広大な景色にカエルの遠鳴き、ウグイスのさえずり、カッコウの声。ホタルを楽しむ初夏をすぎれば真夏にはセミが鳴きヒグラシの声に夕涼み。虫の音に囲まれて庭で花火を楽しむ夏、黄金色のじゅうたんとなる秋。里山の紅葉とススキの景色がすぎれば田んぼに訪れる白鳥の群生、そして一面の銀世界。
かつて渓谷の山奥に建っていたこの屋敷に遺されていた、大正当時の宮大工が手造りし祀った三体の神棚は、その大きさもさることながらとても精緻な作りとなっており、この神棚を見るために来店される方も絶えない志ぐれ亭のパワースポットとなっています。
移築再生前の屋敷に遺されていた書が貼られていたふすまもそのままに移設しております。戊辰戦争の際には鶴ヶ城の最前線部隊「進撃隊」隊長を務めた会津藩士:武井柯亭(かてい)が晩年に逗留ししたためた書が、今もそのままに。
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